病気

犬のドライアイ(乾性角膜炎)・マイボーム腺機能不全について

ドライアイ(乾性角膜炎)・マイボーム腺機能不全

 

好発犬種:シー・ズー、ミニチュア・ダックスフンド、チワワ、ミニチュア・シュナウザー、ヨークシャー・テリア、ペキニーズ

症状

涙液の分泌量によって症状が変わります。

軽度は白っぽい目ヤニ、重度になると黄色い粘性の目ヤニが出ます。

朝起きると目がベタッとして開けづらいこともあります。

慢性になると角膜に血管が入ってきて角膜が透明性を失い、視覚障害を起こすこともあります。

 

原因

涙液には3つの役割があります。

角膜と結膜の表面に潤いを与えること、角膜に酸素や栄養を供給すること、感染を防ぐことの3つです。

涙液は内側から、粘液層、涙液水層、 油層で構成されていて、厚さは0. 01mmといわれています。

これらの涙液層のいずれか、または目の表面に起こるさまざまな疾患により、涙液が十分に維持できず、乾燥してしまった状態を総称してドライアイと呼びます。

ドライアイの中でも涙液の分泌機能が低下し、水層が減少するタイプを「乾性角結膜炎」、油層の異常で起きるタイプを「マイボーム腺機能不全」といいます。

 

イボーム腺は油層を分泌する役目を持っていますが、この機能が低下すると油層の分泌物が減少し、水層蒸発しやすくなり、涙液の質が低下することでドライアイが生じます。

いずれも確かな原因は不明ですが、涙腺を攻撃する免疫異常や、ある種の薬剤が影響していると考えられています。